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シンガポールの航空管制センターへ行ってきました

管制センター招待へのいきさつ

 

弊社のパイロットがシンガポール民間航空庁(CAAS)よりオープンハウスの招待をいただき、CAも参加可能との許可を得ました。他業種の方も参加可能らしいです。お話した人は全員小型機の免許を持っているなど、何かしら飛行機と関係のある方々でした。事前に個人情報(パスポート情報など)を相手方に送信し、正式に招待を受けたら予約完了です!

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当日は空港集合!

チャンギ空港ターミナル1のコーチスタンド (Coach Stand) 出発所からバスに揺られ、10分ほど海側にある管制センターへ。こちらは空港にあるタワー(空港のみの管制)ではなく、シンガポール領空全体の管制を行っているとのことです。当然ですが、入所する際には厳しいIDチェックがありました。

管制センターのツアー

現在、主な管制は若い世代に引き継がれており、ベテランの管制官たちはマネジメントに徹するか、このようなオープンハウスで管制センターを、もっと知ってもらおうと説明をかって出る管制官たちもいらっしゃるとのこと。管制業務は航空業界でも地味な存在らしく、もっと他の人たちに知ってもらいたいとの事でした。

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歴代モデル

まず展示してあった歴代の管制システムを紹介。昔使っていた積木を重ねていくような形式のものまで展示していました!これらが世界の空を司っていると思うと胸が熱くなります。

今度はシンガポールの空港についての歴史を軽く説明。現在使われているシンガポール・チャンギ国際空港は1981年の開港であり、それ以前はパヤレバ―空港(1955ー1981)、カラン空港(1937-1955)、セレター空港(1930-37)と続きます。私の父がまだ新卒時代に初めてシンガポールに降り立ったのがパヤレバー空港だったそうです。その当時まだとても小さな空港で、預入荷物を受け取るターンテーブルが2個しかなかったんだとか!今のチャンギからは想像できないですね。 

シミュレーション室

本物の管制を間近で確認!

そして今日のメインイベント、本物の管制官が管制をしているところを窓ガラス越しに見ることができました!写真撮影は禁止だったので、見たままお伝えしますね。真ん中にシク教徒のターバンを被ったベテランと思われる管制官がおり、現役の管制官たちが、その周りにある管制システムを二人がかりで操作していました。みんな若い!そして予想以上にカジュアルな服装です。私たちが覗き込んでいると気が付いたのか、チラチラ見てきたので早く退散。気になって事故でも起こされたらたまったもんじゃないです。笑(プロなのでこのくらいの事でそんなこと起きないだろうけど)

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シミュレーター

質疑応答

最後に質疑応答の場を設けていただきました。

質疑応答の場ではパイロットたちが、

「チャンギは台北や成田と違っていつも着陸するのに待たされる。なぜ?」

と結構シビアな質問をしていました。それに少し驚いた、シク教徒の管制マネジメントが受け答え。

「今その課題に直面している。チャンギは2つの滑走路しかないわりには前述の空港より離発着数が圧倒的に多い。だから遅くなる。これは私たちの最大の課題であり、改善方法を検討中だ。」

こんな会話がコロナ禍前まで繰り広げられていました。今はガラ空きなのにね…

これからのシンガポール・管制センター

さて、彼らがこの問題を解決することによって、これからチャンギ上空で待機することが少なくなるのでしょうか。期待しましょう!といっても、今はコロナでフライト数自体が少ないので、よほどのことがない限り待たされることはないでしょうね。

今、管制センターはコロナで新たな課題が出て忙しくなっているのでしょうか。コロナ禍下の管制事情も聞けたら良いですね。今はソーシャルディスタンスなどと言っていますし、オープンハウスも当分開催できないと思います。またいつか再開されることを願って!

MIMI

シンガポール8年目永住者。コロナで仕事が激減し、ワクチンセンターで働くことに!これからどうなることやら。日々奮闘中♡

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