コロナウイルス シンガポール

コロナ禍のホテル待機体験記

2020年3月に渡米。7月に帰星したときの忘備録としてまとめました。2020年7月現在、過去14日以内にアメリカ合衆国にいた場合、シンガポール政府によるホテル待機が必要です。現地出発前にオンラインで健康を報告するサイトに登録し、7月11日未明に成田経由でシンガポールに到着しました。

J.Wマリオット

重警備のもと、辿り着いたのはビーチロード沿いにあるJ.Wマリオット。マリオットさんはビジネス客に特化していて、ユニバーサルコンセントや作業しやすいデスクがあるイメージ。しかも築年数が比較的新しい建物です。

いざ入室

早速ロビーに集められ説明を受けました。椅子と椅子との間隔がまさにCOVID-19時代。未来の人からこう呼ばれるんでしょうか。

ラッキーなことに角部屋の上、かなり広い部屋でした。しかも築5年くらいなので古さはあまり感じず。鏡が多く開放感あり。海外のホテルなのにバスタブがあったのには脱帽。高級だからなのかトイレやシャワーの扉が重い…普段筋トレしてないからですね。そして目の前にはニューヨークのケーキ屋さんLADY Mが!目の前なのにデリバリー費4ドルとは皮肉なことです。

普段のホテルとの違い

飲食用のステンレス製フォークとスプーンが置いてあり、毎食ごとに洗って使ってくださいという意味。なぜかナイフが置いていない。東南アジア人はなんでもスプーンとフォークで食べるからなのかな。洗剤も新品の備え付けが置いてありました。ティーカップやワイングラスなどもズラリ。

ゴミは1日1回20時頃までに決められたごみ袋に入れてドアの外に置きます。丁寧にその説明書まで。ポリ袋も全て新品セット。トイレは新品のトイレ用洗剤とブラシも完備。

事前に準備したら便利なもの

クイックルワイパーのシート

お手洗いに新品のトイレ用洗剤とブラシがありましたが、床を掃除するものがなかったです。日本からクイックルワイパーのシートだけ持参してきたので、毎朝床を這ってました。そのあと水拭きしちゃえば綺麗になります。(絨毯も)髪がとても長いので、一本落ちちゃうとすごく目立つんです。

ゴム手

洗面所に新品の食器洗い用の洗剤が備え付けてありましたが、恐らくお店で一番安そうなブランド。1回使って手が凄まじく荒れてしまったので、以後持参したゴム手を使って洗いました。ゴム手をするのが面倒な場合、手に優しい食器用洗剤を持参したらいいかも。

コンディショナー・トリートメント

シャンプーやシャワージェルは置いてありましたが、コンディショナーがなかったです。ネットでドラッグストアでバリのクリームバストリートメントを購入。このブランド、日本でも人気なんです。こちらのほうがお安いんですね!

スープ・お味噌汁

小腹がすいたときにお湯で作れるお味噌汁やスープがあると便利でした。私のお気に入りはフリーズドライ系!

食事

1日3食提供してくれます。朝食は8時頃、ランチは12時頃、夕食は18時頃に配膳され、部屋外にある椅子に置かれます。その際インターホンの音で食事が到着したことを知る仕組み。デリバリー時間が長くかかってしまったからなのか分かりませんが、殆どの場合冷めてしまっていました…日本人の感覚で「お弁当」という認識で食べたら良かったのかな?1日中エアコンの中にいるので温まりたい。日本からインスタントお味噌汁を持ってきて本当に良かったです。

給食のようにメニューが事前に決まっており、チェックインの際に渡されます。1週間のサイクルでした。大抵朝食はパン+ゆで卵」が2日続くと「スクランブルエッグ+ハッシュドポテト+ソーセージ」が来るというサイクル。

私の部屋にはコーヒーメーカーがなかったので、コーヒー中毒の私としては死活問題。こちらも事前に持ってきておいてよかったです。備え付けにパウダー状のインスタントコーヒーもありました。クリームやお砂糖もありましたよ!

食事には大抵デザートもついてきました。部屋の中にこもっているので運動不足の上お菓子なんて食べたら…ということでストックしたらこんなことになってしまいました。リンゴやジュースもそう!!これがコレクションです。

ランドリー

洗濯は毎日3ピースまで可。国民・永住者のみ無料。「名前、部屋番号、内容物、個数」を明記し、午前10時まで部屋の外の椅子に置いておきます。翌日18時まで届けてくれます。洗濯の仕上がりはイマイチ。ウールのカーディガンを提出したところ、「ラベルが日本語なので洗濯不可」と返ってきたのには驚愕。まぁさすがにわざわざ日本語に訳そうとは思わないですよね!アウトソースしているようでウッドランズにある洗濯業者のラベルがついていました。

デリバリーで役立ったアプリ

もうダントツでFOOD PANDAです!これは未だ使っていて、住んでいる地域によりますが、30分以内に最寄のスーパーからオーダーできる仕組みです。3食提供されるといっても野菜が少なかったので好物のミニトマトを買ったり、シンガポールならではのお菓子を楽しんだり…プリッツのチリクラブ味があるのは知らなかったな!

私は部屋にいますよ報告

シンガポール政府より、毎日3回ランダムな時間帯にGPSチェックがありました。全てSMSで送られてきます。メッセージを開けると、そのリンクをタップするだけで報告完了です。その他、2日に1回政府の人が直接部屋まで訪ねてきました。その際、IDを見せなければならないので出す準備をしておきます。大抵午前10時や午後3時頃に来たので、変な時間帯にお風呂に入れなくて困りました。これも永住者の義務…遊びで泊まっているわけではないので文句は言えませんね。

料金

幸いなことに滞在費、食費、ランドリー、空港からホテルまでの送迎費、PCR検査費は無料でした。理由は2020年8月31日まで帰国した人は、シンガポール国民と永住者の場合、料金がかからないらしいです。本当に早めに帰星して良かったです。帰国期限が発表されてから帰国ラッシュがあったんだとか!そしたらもっと下のグレードのホテルに送還されていたかもしれません。コロナ禍下では情報がコロコロ変わるので毎日ウェブサイトやニュースをチェックしたほうが賢明なのかなー。

おまけ

シャワージェルでバブルバス。

PCR検査

出所3日前にPCR検査を受けました。幸いホテルの屋上で行われたので移動はエレベーターのみ!これについては別記事を書きましたので、ご参照くださいね。

いよいよ出所

前日にホテルから「お疲れ様カード」「明日のチェックアウト時間の再確認レター」が届きます。さすがホスピタリティのプロ、できるところまでやる姿勢が素晴らしいです。

15日目の13時に出所しました。チェックアウトの際、(2回しか使っていない)鍵を返し、どうやって家に戻るか聞かれました。GRABを使うと言うと、待機場所まで案内していただきました。これで私の人生初・ホテル検疫は終了!

ホテル業界もコロナ禍で打撃を受けた仲間です。お互い辛いことが身に沁みて分かるので、できるだけ迷惑をお掛けしないよう努めました。マリオットさん、このような状況下でもホスピタリティ精神を忘れず対応してくださったところに感謝します。イメージがとても良くなりました。これからもこの時期をチャンスとして捉えて、ホテルのイメージアップに努めてほしいです。

私も頑張ろう!!長い間、本当にお世話になりましたー!!

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