シンガポール

海外生活で得られるもの

「エミリー、パリへ行く」

今月、ネットフリックスより新しいドラマが配信されました。アメリカ人のOLエミリーがひょんなことでパリで駐在することに!最初は「ミーハー的な女の子ドラマなのかな」と思っていましたが、友人に勧められ観てみることにしました!

海外で生活をする現実

私はバンコクとシンガポールで就業経験、サンフランシスコで育った経験がありますが、やはり最初は現地のお作法や習慣に慣れるまで大変でした。エミリーのように、何度もよそ者だからと意地悪をされたり、理不尽な難題を突きつけられたりしました。生まれ育った国ベースの人たちがマジョリティなわけですから、彼らは自国で大きな顔ができるわけです。マイノリティー外国人である私は徐々にその壁を乗り越えていくしかなかったです。むしろスルー力を身に着ける方が大きかったかも。

フランスはアメリカと比べて文化が全く違います。エミリーはその違いに奮闘していくわけですが、これはパリ、フランスに限らずどこの地域でも共通する部分があるんだな、と。フランス人は特に「放漫」と世界中の人達に言われているほど嫌味を言うらしいので、それが大袈裟に表現されていて笑ってしまう場面が多かったです。ステレオタイプも甚しい。笑

得体の知れないものは排除

私は海外ではマイノリティですから、いつも第一印象はマイナスからスタートです。日本人だからといって無条件に好かれることはあまりありません。やはり自国で生まれ育ち、コンフォートゾーンにいる人たちにとって、よそ者(外国人など)は恐怖もしくは面倒くさい存在の何者でもないのかもしれません。友人に言われたのが、「得体の知れない物を排除するのが人間だ」と。それが今欧米で流行っているセノフォビアなのかな。私のように未知な存在に魅力を感じてしまう人は少数派のようです。

得られる経験はプライスレス

それでも人生は一度きり、様々な場所に住んでその文化を体感したいというのが正直な気持ちです。世界は思った以上に狭く、人間は思った以上に似通っています。私はコンフォートゾーンにいることを好まない、というか子供の頃からそのゾーンにいなかったので、もっと刺激的な海外で働くことを選んだのかもしれません。時々「自分の国に帰れ」などと許しがたいことを面と向かって言われますが、それでも自国では体験できないことの方がもっと大きい。それが一生の財産になると思っています。

「エミリー、パリへいく」。コロナウイルスの影響でグローバル化が衰退していますが、人々の往来が制限されている今だからこそ観て楽しめるドラマだと思います。コロナが終息したら海外に出ようという気になれるかも!

おすすめ