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腰椎ヘルニア手術前日記|保存療法から手術への体験レポート

椎間板ヘルニア

今回、腰の椎間板ヘルニアとの診断を受けたため、しばらく保存療法に取り掛かってました。しかし一向に改善されず、このまま強いお薬を使い続けるのに抵抗があったため手術に踏み切りました。

①腰椎ヘルニア発症から診断まで

②手術前検査・医療用コルセット作成・PCR検査

いざ入院!

入院手続き

病院から指示があったので、当日ノーメイク・ネイルは外していきました。

荷物は機内持ち込み可のスーツケースの上にナイロンバッグ。この二つは実際仕事で使っていたものです。使い慣れているもののほうが落ち着きますよね。この方法だとあまり重く感じないのでオススメです。

車に積む作業は家族にしてもらいました。今まで通勤のたびにこの荷物を持ってたのが信じられないくらい!

契約書とデポジットお渡し 契約書は保証人一人の署名が必要。私は父親にサインしてもらいました。それからデポジット10万円をお渡し。更に高額療養費支給制度を市役所で申請していたので、その証書を提出。

医療費は3割負担+高額療養費制度で所得に応じてマイナスされる仕組みです。これで入院手続き完了!

MRIとCTへ直行

そして今のヘルニアの状態をMRIでチェックします。ヘルニアになって初めてMRIを撮りましたが、相変わらずあの近未来な世界には慣れません…。まるで70年代に流行ったスタンリー・キューブリックの映画時計じかけのオレンジみたい。

前回撮ったMRIは1ヶ月前だったので、手術で開けてみたらヘルニアが無くなっていた!ということがないようにまた撮るんだそうです。(CTも同じ) 案の定ヘルニアが私の神経付近に居座っていたので、入院決定。 これから病院の聖域と呼ばれる「急性病棟」へ!

急性病棟について

現在コロナにより面会禁止です。付き添いの人は一人までで、病室がある階のエレベーター前まで入ることが許されていました。病院でクラスタが起きると大変になるからだろうなぁ…。お年寄りも多いし。

そこまでは一番信頼できる母親に付き添ってもらうことにしました。入院に関する説明は看護師より行われ、私が荷解きをしているときに詳しい説明があったそうです。

CTスキャン

差し入れ

差し入れは厳重に管理されており、差し入れできる時間帯・モノなど事細かく決められていました。一回だけ差し入れをお願いしたのですが、中身を全てチェックされました。家が近所なのでそこまで神経質になる必要はないと思ったのですが、野菜などの生モノは原則禁止。 頼んでもないのに入れられてたミニトマト…その場で没収となってしまいました。

厳しい食事制限がある人がいるので、そういう人たちを管理するためのものなんでしょう。 病院食 初めての入院だったので他の病院でどういう食事を提供されているのか知らず、病院食はとても美味しく感じました。私は昔から結構どんなところでも食べれてしまうタイプです。(味音痴ってことか)単純にその病院の栄養食が美味しかったのかもしれません。

ただ、普段あまりお米を食べないので炭水化物の量が多かったです。それよりおかずを増やしてほしかったのですが、コストがかりますね。文句言わず完食しました。いつも完食だったので看護師に褒められてしまいました。

病院食は塩分量は少ないらしいのですが、私は東南アジア帰りなのでそこまで苦に感じませんでした。向こうの人が日本に来るとき、食べ物が塩辛くて悶絶するそうです。

病室

私は4人部屋の窓側でした。他には事故に遭って入院している人、まったく寝たきりで病名謎な人など様々。騒音や迷惑行為を行う人はおらず、とても居心地良い病室でした。インテリアは明るく、薄ピンクのカーテンが素敵。防寒対策が要らないほど暖かかったです。

この病棟は10年くらい前に増築された部分らしいです。 10年前の建物だとシンガポールの場合、劣化が凄まじく早いです。日本は冬場は乾燥しているので建物が劣化しにくいのかな。

あと使い方?よく日本人は綺麗に使うと歴代の大家さん&Airbnb(民泊)でも言われましたね。嬉しいものです。

タイムライン

入院1日目 入院手続き

契約書・デポジット支払い。入院に関する説明を受けました。デポジットを支払うときには引換書をもらい、退院時にそれを渡して差額を支払い(払い戻し)します。

9:00〜9:30AM CTとMRI

手術で開けてヘルニアがなかった!ということがないように、入院前にもう1回とります。ヘルニアの最新の状態を見るためにも重要ですよね。使用する人が多いからなのか、待ち時間が長かったです。

10:00〜11:00AM 急性病棟へ

病棟は一般の人は入れません。付き添いの一人だけ一緒にエレベーターで上がります。私だけ病室に入ることができるので、すぐに荷解き。5分後に終わると、母が入院についての書類に署名していました。

11:00A Mお昼ご飯

お昼は結構ボリュームがあったので驚愕。シチューにご飯!炭水化物のオンパレードです!付け合わせの副菜はヘルシーなお野菜が多かったです。とても美味しかったので完食しました。

トレーで出てくるなんてシンガポールのホテル隔離みたいです!あのときは部屋の外の椅子の上に置かれてたけど。

12PM−1PM 看護師&理学療法士のご挨拶

わざわざご挨拶に来ていただきました。看護師の皆さんは重症患者のお世話がとても忙しいらしく、あまり迷惑をかけないよう大人しくしてました。

同室にも大変そうな患者さんがいたんですが、隣で見てて(聞いてて)本当に大変そう!もっと看護師の待遇や社会的地位?を上げても良いのでは…と思ってしまうくらい。私の仕事なんて比べものにならないけど、もっと楽(怠けていた)でした。

1PM−3PM 薬剤師による薬の確認

現在使っている薬を全て提出しました。詳細はお薬手帳に記載があるので、何を飲んでいるか一目瞭然。眼科でドライアイの目薬が処方されていたので、それも提出しましたが、問題ないとのことですぐに返してもらえました。

1PM−3PM 自由時間

まだ点滴がついていない状態だったので何もすることがなかったです。「手術前だから楽にしてて」と言われ、楽にさせてもらってました。ネットフリックスを見たり、アメリカで勉強する本を読んだり。

3PMー6P M 夕食

夕食は軽め。やはり身体に配慮している模様。なぜかご飯の量がおかずと比べて凄まじく多かったので、持参した韓国のりと一緒に食べました。ふりかけを持って来ている人もいたようです。

6PM−7PM 就寝前チェック

特にすることがなったので、病室で写真の整理をしたりネットフリックスを見たり、入院や手術に関することをネットで読み漁っていました。その間、看護師や理学療法士たちのご挨拶。寝る前に血圧と体温を計測。また、ご飯はどれくらい食べたか、排尿・お通じについても何回あったか報告。初めての入院、夜はグッスリ眠れました。

8PMー8:30PM 就寝

消灯です。9時に寝るなんて久しぶりです!いきなり真っ暗にされるので驚きます。問答無用で寝なさい!感。これはホテル隔離のときとは違いますね。あのときは好きにな時に寝れましたから。健康のためにも、早寝早起きがベストなんでしょうね。

9:00PM 入院2日目 朝食

朝食はバターロールなどのパン食が多かったです。まるで機内食のヘルシーバージョン!その他パンに合わないおかずが2品。一回牛乳パックが出てきましたが、牛乳はコーヒーに入れる時があるものの、そのまま飲むことができないので残してしまいました。

7AM 起床後チェック

午前6時起床。すぐさまカーテンを開けられ、お茶とおしぼりを渡されます。しばらくすると血圧と体温を測ります。朝は苦手なので、検査が終わるとそのまま寝てしまうことがありました。用があるときに、看護師さんにいきなり叩き起こされてビックリ。

6AM シャワー浴び納め

今日でシャワーの浴び納めです。看護師に誘導されるがまま、シャワールームへ。身体が不自由な人(私含む?)が使用するシャワールームなので、とても広い!医療用入浴器具?が並べられていて、今までで初めての入浴!

1PM 点滴用の針を挿入

点滴用の針を入れました。私の血管は難しいらしく、温めたりしましたが一向に血管が見つからない! 最終的に看護師のベテラン的な人が登場。 右手の手首あたりに刺されてしまい、とても痛かったです。(右利き)特に歯磨きや洗顔するときが最悪。刺されている感覚があるまま歯を磨いておりました。寝るときも痛くてなかなか眠れず。点滴でこんなに大騒ぎしてたら、手術なんてどうなるんだろう、と不安な夜を過ごしました。

それでは明日は手術日です。

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