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アメリカで妊娠・出産体験談 ②|サンフランシスコ・ベイエリアで病院探しから入院準備まで

妊娠のお腹

妊娠30週を迎えたタイミングで、私たちはサンフランシスコ・ベイエリアのフォスターシティに引っ越しました。これから出産に向けて新しい病院探しと、妊娠後期の生活を整えることが最優先になりました。

前回の記事

アメリカ妊娠・出産体験談 ①|高齢妊娠・NIPT・妊婦健診の費用と日本との違い

新しい病院探し

まず、これまでサンタクルーズでお世話になっていた Dignity Healthグループ の病院が近くにないか調べたところ、レッドウッドシティにある セコイア病院 を見つけました。歴史ある閑静な住宅街に位置し、とても落ち着いた雰囲気で、個人的には同じくらいの距離のミルズ病院(バーリンゲーム)よりも静かで好み。駐車場も混雑しておらず、通院の負担も軽かったです。

Sequoia Birth Center Photos| Sequoia Hospital | Dignity Health | Dignity Health

Check out our modern and advanced birth center facility photos at Dignity Health Sequoia Hospital in Redwood City, CA.

通院する産婦人科クリニックは、セコイア病院のすぐ隣にあり、先生が徒歩で病院とクリニックを行き来していました。30年以上の経験を持つ穏やかで優しい先生。

私は数年前に椎間板ヘルニアの手術歴があり、これまでサンタクルーズでは助産師に診てもらうことが多かった私にとって、いつも同じ医師に診てもらえ、出産に立ち会ってもらえる安心感は大きなものでした。

妊娠30週を過ぎてからは 2週間に1回、臨月に入ると 1週間に1回 の検診があり、そのたびに心音やお腹の計測を行いました。

赤ちゃんのお迎えする準備

ベビーベッドの準備

  • ベビーベッドの組み立て
  • チャイルドシートを購入し、消防署で上手く取り付けられているか確認
  • 赤ちゃんの記録用アルバムを購入
  • ベビーバスタオル、保湿剤、ボディシャンプー、洗剤、哺乳瓶、おむつはAMAZONで購入。Baby Registry Welcome Boxでは無料のギフトももらえるので便利!
  • ベビーバスタブとおむつ替え台は IKEAで購入

妊娠後期の生活とクリスマス準備

築100年のスタンフォードシアター
スタンフォードシアターでクラシック映画

臨月に入ると、身体の変化や体力の低下を感じつつ、毎日の生活を楽しむ工夫をしていました。

  • パロアルトのスタンフォード・シアター(築100年)でクラシック映画を堪能
  • 11月末の誕生日には夫と二人でサウサリートへ出かけ、ゆったりと景色を眺めながら過ごす
  • クリスマスが近づくと、生木のツリーを購入し家で飾り付けを楽しみました。色とりどりのオーナメントを選び、ライトをつける時間は、家を温かい雰囲気に包み、心が弾むひとときを
  • メンロパークの Dreagers スーパー でラム肉を購入し、おなじみのコペンハーゲン・ベーカリーで クリスマスのシュトーレンも買って、夫と二人きりで最後のクリスマスディナー(子供が成人するまで)

赤ちゃんが生まれる前の、夫との特別な時間を大切に過ごすことができました。

赤ちゃんが産まれる前のクリスマスディナー。ラム肉をローズマリーで焼きました
ラム肉をローズマリー風味。アップルサイダーと共に

入院準備

出産に向けての入院準備も事前に整えておくと安心です。小さめのスーツケースに

  • 赤ちゃん:洋服、帽子、靴下 は冬の寒さに備えて予備も用意しました
  • 自分:悪露用ナプキン、紙パンツ、歯ブラシ、シャンプー・リンス 、コンタクトレンズなどの衛生用品を準備。
  • 夫:下着、靴下、着替え、スマホの充電器(同じ部屋に宿泊)

意外に便利だったのは、スマホやiPadなどをつなぐ タコ足配線。普段使い慣れた も持参すると快適。

母乳パッド、パジャマは私の場合不要でしたが、個人差があるので念のため持参しておくと安心です。準備を整えておくことで、入院当日も落ち着いて出産に臨むことができました。

39週:ノンストレステストと誘発分娩

誘発分娩予約票
誘発分娩の予約票

妊娠39週の12月24日、まずノンストレステストを行い、赤ちゃんの心音や動きに問題がないことを確認しました。そのときの検診で、医師から 誘発分娩(induction birth) を行うことが決まり、12月28日20:00に入院の予約をしました。

よくテレビで見るような「陣痛が来たら病院へ行く」というスタイルではなく、患者・医師・病院の予定を調整したうえで、準備万端の状態で出産に臨むことができます。陣痛の最中に運転する必要もなく、安全で安心して臨める点がとても心強く感じられました。

入院から出産までは、また次の記事でまとめたいと思います。

妊娠後期のまとめ

妊娠後期は身体的には大変ですが、日々の生活や準備を楽しむことができる時間でもあります。病院探し、検診、クリスマスの飾り付け、誕生日のお祝い、赤ちゃんのアルバム作り、ベビーベッドやベビー用品の準備、入院準備など、すべてが 出産に向けた心の準備 にもなりました。

高齢での妊娠、流産経験を経ての妊娠後期を、安心と喜びに包まれて過ごせたことに、心から感謝しています。

お次は出産編へ!

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