シンガポール・チャンギ空港
久々のチャンギ空港はゴーストタウンのよう。所々で照明が消され、エアコンが止められていました。いつも見慣れた風景が様変わりしていて、とても不思議。いつも免税店で何かしら購入していましたが、開いているお店も限られた様子。
ゲートはターミナルから一番近い場所にありました。いざ、久々の海外へ!(と言っても自分の国)
機内
クルーは全員ゴーグル、マスクを着用していました。機材はドリームライナーで乗客は二桁。こんな少ないのは初めてかもしれません。優先搭乗は子供やお年寄り、身体が不自由な人のみ。ビジネスクラスの優先搭乗はナシ。まずは窓側席の人から乗り込みます。
乗客が少なかったので、機内食はカートなしでの提供となりました。私は他社スタッフとして乗っていたので、食事の種類は選ばず、「余っている方をください」とお伝えしました。エコノミーでは、いつもどちらかが偏ってしまうからです。
羽田空港到着
そして係員がいるブースへ案内されました。そこで機内で配られた必要書類を提出し、質問に答えました。
およそ6時間後、羽田空港に着陸しました。入国審査を受ける前にコロナウイルス関連の確認を行います。私はシンガポールからの帰国だったので、「安全国から入国」。これらの国からの入国者はPCR検査が免除されます。(2020年11月現在)安全国からの入国の場合、青色の紙が渡されます。
この後どうやって帰宅されますか。
ハイヤーを予約してあるので、それで帰ります。
それなら大丈夫です。公共交通機関は、自宅待機が終わるまで使用禁止なのでご注意ください。また隔離日は今日から15日後までとなります。
ということでした。
政府から確認の電話が入るかもしれないとの事だったので、自宅の電話番号を記載。
到着ロビーの現状
早朝に着陸したからか、照明は暗く、人もまばらでした。幸い予約したハイヤーの方が待っていてくれたので、足早に車に乗り込むことができましたが、何も予約していないと移動手段がないので大変なことになっていたかもしれません。
空港係員の方に書類を渡した際、隣のブースから聞こえてきた会話では、ハイヤーや知り合いのお迎えがない場合、羽田空港がアレンジしたバスに乗り込んでもらうとの事。行き先は都内の主要駅でしたが、そこからどうやって目的地に行くんだろう…公共交通機関使用はNGなのに不思議です。
自宅待機開始
ハイヤーは自宅まで送り届けてくれるので便利でした。車内は運転席とアクリル版で仕切られており、感染対策を徹底している様子。コロナ禍下では高速道路が空いており、冬晴れの快晴の空の下、ハッキリと富士山が見えました。料金は航空運賃より高かったですが、このような状況下での帰国…覚悟はしていました。
自宅待機中、私は寝室に籠っていました。廊下に椅子を置き、家族が食事をそこに置くというシステム。家族とはソーシャルディスタンスを徹底し、家の中でもマスク、2メートル以上の間隔は徹底しました。
お風呂は最後に入り、お手洗いは使用後除菌シートでその都度掃除。それでも不十分だったと思います。家にトイレが二つあれば良かったです。そして家族との連絡は全てLINEでした。すぐ近くにいるのにバーチャルという不思議。
政府からの連絡は?
一切ありませんでした。多分、私は安全国から帰国していたからかもしれません。危険国から帰国した人は、LINE登録を義務付けられていましたし、連絡があったのかと思われます。
それにしてもシンガポールの自宅待機と比べて温度差を感じました。向こうでは自宅待機でもGPSリストバンド(隔離が終わらないと外せない)、政府による確認の電話があるからです。私がホテル待機していた時も、1日に3回はGPS確認、2日に1回は係員による訪問確認がありました。各国の法律によって個人のプライバシー制限など、できることが限られるのかもしれませんね。
以上、コロナ禍の自宅待機レポでした〜!!!
ガラ空き!?東京✈︎シンガポール・フライト体験記