こんにちは!今回は、2020年7月当時のシンガポール入国〜ホテル隔離のリアルな体験談をお届けします。
コロナ対策が特に厳しかったゼロコロナ時代のシンガポール。
チャンギ空港に降り立った瞬間から、想像以上の厳戒態勢でした…!
目次
サンフランシスコからシンガポール・チャンギ空港へ到着
前回の記事でも紹介しましたが、アメリカ・サンフランシスコから成田を経由して、ようやくシンガポールへ。
いつものターミナル2ではなく、ANA(エアージャパン)はターミナル1へ変更されていました。
エスカレーターでイミグレーション階へ下りると、そこは仮設のチェックエリア。
プラスチック椅子と簡易テーブルが並び、ここでホテル隔離に関する手続きが始まります。
チェックポイント①:ホテル隔離の手続き
私は国民・永住権保持者レーンへ進み、以下の確認が行われました:
- パスポートとPRカード(永住権カード)の提示
- 事前オンライン申請の確認メール画面を提示
- 14日間のホテル隔離に関する注意事項の紙を受け取り
- 胸に黄色いステッカーを貼られる(=要隔離者の印)
さらに、
- 「ホテル滞在中、何かあればこのホットラインへ電話してください」
- 「1日2~3回、SMSでGPS位置確認が届くので、常に位置情報をオンにしてください」
という説明も受けました。
チェックポイント②:通常とは異なる入国審査
続いて入国審査へ。
普段は自動化ゲートが使えるのですが、今回は係員による手動審査。
マスクを外すように言われることもなく、かなりスムーズに通過できました。
ターンテーブルでの待機|グループごとに隔離対応
荷物受け取りのターンテーブル付近では、胸の黄色いシールを見て係員が誘導。
同じく要隔離者のグループに集められ、約30分待機しました。
途中、トイレに行こうとした方がセキュリティに止められていた場面も…。
(機内で済ませておいて本当に良かったと実感)
バス移動開始|2メートル間隔で行進&厳重な監視
10名ほどが集まった後、2メートルの間隔を空けながら列を組んで移動。
その両脇にはセキュリティが20名近く並び、緊張感漂う空気。
まるで「集団で護送される囚人」のような雰囲気でした…。
時間帯が深夜だったせいもあり、空気がさらにピリッとしていました。
移送先はどこ?バスでブギス方面へ
バス車内でも自然と間隔をあけて着席。
誰も会話せず、静かにバスはECP(イーストコースト・パークウェイ)を西へ。
「ダウンタウン?セントーサ?」と予想していたところ、ブギスで下車したのでダウンタウン確定!
ビーチロード沿いを通過し、ラッフルズホテルの前を通ったときはちょっと期待しましたが…もちろん違いました(笑)
到着ホテルはJWマリオット!
最終的にたどり着いたのは、JWマリオット・シンガポール・サウスビーチ。
老舗ラッフルズホテルの目の前に位置する5つ星ホテルです。
ビジネス利用の多い印象のホテルなので、設備面での安心感は◎
(USBポート付きデスクなどがあり、仕事がしやすい!)
入館前にはアルコール消毒液を手渡され、厳重なチェック。
「もしかして私たちは保菌者扱い…?」と、ちょっと複雑な気持ちに(笑)
チェックインはまた独特!
ホテルでのチェックイン方法は、また一風変わったものでした…。
この続きは、次回のブログで詳しくお届けしますね!
JWマリオットでの14日間の隔離生活の全貌を公開!
最後に
厳戒態勢の中でのシンガポール帰国・隔離体験。
普段なら当たり前の自由が制限される環境で、当時の緊張感と不安、そしてありがたさを強く感じました。
それではまたー!!