子連れでの入国審査はストレスの塊…
アメリカに入国するたびにドキドキする入国審査。
他の国よりも質問が多く、雰囲気もピリピリしていて、どうしても緊張してしまいます。
しかも今は子連れ。
長蛇の列で赤ちゃんを抱えて待つことを想像するだけで目眩がします。
そこで挑戦したのが グローバルエントリー(Global Entry)!
5年有効で大人一人120米ドル。子供は無料です。ユナイテッド航空のマイレージが貯まるクレジットカードを使い、特典で二人分のグローバルエントリー申請料がついていたので、それを使うことに。
日本国籍保持者も、アメリカ市民権保持者も申請可能です。
息子のアメリカのパスポートが届いたタイミングでオンライン申請 → 面接予約まで済ませました。
最初に許可されたのはまさかの息子(生後5ヶ月)
一番に予約を取っていたのは私でしたが、直前の都合でキャンセルすることに…。
再予約できたのは 2か月後。
2025年7月現在、SFO(サンフランシスコ国際空港)の面接は通常 3か月先 しか空いていないので、それでもまだ早いほうでした。
結果、我が家で最初にグローバルエントリーが許可されたのは生後5か月の息子。
強面の女性係官が担当でしたが、息子を見た瞬間だけ表情が緩む場面も。
質問されることもなく、あっさり「許可されました」と終了。
届いたカードの写真は左にズレていて「政府発行なのに雑!」とツッコミどころ満載でした。そういえば、グリーンカードもそうだったな。
日本のパスポートでは姓が違う!
私の担当はカジュアルな雰囲気のフィリピン系の男性係官。
「楽勝かも!」と思ったのも束の間、質問は細かく続きました。
- 「過去5年以内に日本とシンガポールに行った理由は?」→向こうで結婚していました。日本は私の故郷なので家族に会うために。
- 「おや、パスポートの姓が違いますね。」→日本では姓を変えてないんです。次回更新時に()内にアメリカの姓を入れる予定です。
- 「兄弟は?妹はどこに住んでいる?」→全員東京です。
日本のパスポートを持っているのに「なぜ日本に?」と聞かれるのは正直びっくり。
どうやら「親族がアメリカにいるのでは?」という確認のようでした。
さらに、シンガポールに住んでいた理由を深掘りされ、前の結婚や仕事まで答える流れに。
雑談なのか審査なのか分からない感じで、気疲れしました。
最後に「あなたのグリーンカードは2年だから、10年のものに更新したらまた面接が必要」と説明され、終了。
息子のときのように「許可されました」の言葉がなく、不安でいっぱいに。
でもその日の夕方、無事にメールで許可通知が届きました!
届いたカードの写真は…やっぱり左にズレていました。
まとめ:子連れにグローバルエントリーは強い味方
今回の体験から学んだのは、
- 面接予約は早めに!SFOは特に混雑
- 家族全員同じ日に予約するのは難しい
- 面接では思いがけない質問もあるので、冷静に答える準備を
子連れでアメリカに入国する人にとって、グローバルエントリーは本当に頼れる制度だと感じました。