こんにちは!シンガポール在住の客室乗務員(CA)、えみねえです。
今回は、コロナ禍での無給休暇をきっかけに決意したアメリカ留学について、リアルな体験談をお届けします。
目次
コロナで15ヶ月の無給休暇。生活はどうなる?
2020年3月、新型コロナウイルスの影響で、シンガポールを含む東南アジア各国は国境を閉鎖。私は当時アメリカ・サンフランシスコで休暇中でしたが、突然の長期無給休暇(15ヶ月!)に突入しました。
CAの収入は「基本給+フライト手当」で成り立っていますが、飛べない=収入激減。さらに今回は政府支給の少額補助以外、頼れるものもほぼゼロ。会社から紹介された代替業務も奪い合い状態でした。
CAとして復帰しても収入は大幅ダウン
2021年にフライト復帰したものの、業務は短距離中心に変更され、月収はコロナ前より1000ドル以上減少。このままCAを続けるのはリスクが高すぎると実感しました。
サンフランシスコでIT企業勤務の友人と話して出た結論
「この先、もう一つのキャリアを築く必要がある」
そう背中を押してくれたのは、アメリカで活躍する友人の一言でした。
CA業は身体が資本。腰や体力に不安を抱える年齢になると、働き続けるのは困難です。営業職やオフィス勤務経験もあった私は「今だからこそ、新しいスキルを学びたい」と思い、シリコンバレーのUC系大学でUX・ウェブデザイン留学を決意します。
留学準備:必要書類と費用
アメリカの大学へ出願するには以下の書類が必要でした。
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大学卒業証明・成績証明(GPA記載)
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英語試験(DuolingoやTOEFL)
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推薦状
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エッセイ
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履歴書(Resume)
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銀行残高証明(USD30,000以上)
出願後わずか2日で「合格&I-20発行」の連絡が来たときは驚きました(笑)
留学後の進路は?
今後は、永住権のあるシンガポールか、日本でキャリアを築く予定です。アメリカでの就労や移住は考えておらず、「世界最先端のマーケティングを学ぶための短期チャレンジ」として今回の留学に臨みました。
2025年現在
その考えがアメリカに来て変わりました。テック中心地にいると、世界を牽引するイノベーションがたくさん生まれる場所。
出会う人たちもとても刺激的。ここでキャリアを構築することに決めました。同時にアメリカ人との結婚・出産が決まり、ここで根を下ろす覚悟を決めました。
まとめ|コロナがきっかけでキャリアチェンジに踏み切った話
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コロナ禍でCAとしての仕事が激減
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無給休暇が長期化し、生活・キャリアに危機感
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サンフランシスコで再スタートを決意し、UC大学でマーケティング留学へ
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将来の不安をポジティブに変える転機に