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シンガポールにいる社会人がアメリカ留学を決めた理由

皆さんこんにちは!シンガポールでCAに復帰したアザラシです。今回、コロナ禍で留学を決意した経緯をまとめました。

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コロナで15ヶ月間の無給休暇

2020年3月、新型コロナウイルスが理由で、東南アジアでは、ほとんどの国境が閉鎖されました。シンガポールも例外ではなく、いち早く国境を閉鎖した一つの国です。

私はちょうどアメリカで有給休暇を取っていた頃。当時はまだシンガポール⇄サンフランシスコの直行便があった頃で、休暇のたびに行き来していました。というのも、8年生まで6年ほど向こうに住んでいたことがあったので、仲の良い友達グループがいたからです。

当時、サンフランシスコで無給休暇を言い渡され、途方に暮れました。無給休暇とは、会社には在籍しているというものの、お給料はゼロに等しい。幸い、まだスタッフ用の割引航空券は買うことができました。

客室乗務員のお給料は航空会社によって違えど、基本給とフライト給(時給など)で構成されています。飛べないと基本給しかもらえず、体調不良や自然災害、このようなパンデミックが起こると、とても影響されやすいのです。今回のパンデミックでは基本給までもがカット。今回のコロナでは政府からもらえる助成金(月数百ドル)があったので、まだマシでしたが。笑

しかしそれだけでは生活ができません。航空会社はコロナで新たな仕事を紹介してくれました。

それらは…

・PCR検査員

・ソーシャルディスタンスのパトロール隊

・ワクチンセンターのアシスタント

・空港で体温検査のモニターをする人

PCR検査員などはフライトをするよりお給料が良かったので、早く締め切られてしまいました。パトロール隊は酷暑の中歩き回るので、体力が要ります。体温検査のモニターもお給料が良かったので人気でした。

残るはワクチンセンター。

ということで、ワクチンセンターでアシスタントをすることになりました。その時の様子はコチラ

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フライトに戻ったけれど…

そして4月のトレーニング終了後、上司に呼ばれたので、晴れてフライトに復帰することとなりました。しかしお給料はコロナ前と比べて1000ドル以上少ない。フライト時間が以前と比べて30%以上減っていたのです。コロナ前は長距離便ばかり飛んでいたのでフライト時間を稼げましたが、今は近場ばかり。感染を考慮して、一日で仕事が終わるトンボ帰りが多くなった印象です。

このままじゃ暮らしていけない

シンガポールは隔離政策を緩和させているものの、航空業界が元に戻るのは数年後と言われています。(数年後じゃ済まないかもしれない)それに元々、航空業界はパンデミック、自然災害、戦争などに影響されやすい業界です。コロナ前でも、台風などで何度もフライトがキャンセルになり、その度にお給料減額を言い渡されました。

友人の一言

サンフランシスコで有給休暇を過ごしていたとき、IT企業に勤める向こうの友人にキャリアに関して相談しました。

・航空業界はパンデミックなどに影響されやすく、お給料の変動が激しいこと

・CA業は腰などを痛めたら一貫のおわり。体力が続くまで働けるかどうか。

・定年まで働くとしたら、この先もう一つキャリアパスがあった方が良い。(リスク回避)

という結論に至りました。

元々IT企業で営業をしていたので、オフィスワークの経験はあります。それなら、一旦今は航空業界を離れて新しいことを勉強してみてはどうか。以前やっていた営業・マーケティングなら経験があるし、IT先進国のアメリカで良い刺激を受けられるかもしれない。変化が早い業界なので、私が営業をしていた頃や大学の頃とは違った勉強ができるかもしれない。(異常な期待はしてないけど笑)

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留学を決意

離婚もしたし、身軽なので自分の意思でどこにでも行けます。このチャンスを活かして一度試してみよう。向こうが合わなければ、また違う場所に行けばいい。やってみなきゃ分からないしね!

シリコンバレーにあるUC系公立大学でマーケティング専攻のプログラムがあることを知りました。大学院ではないですが、現役のIT企業で勤める講師陣が多数在籍しているらしいので、良い刺激を受けられるかもしれない。今回はそこ一択で受けてみることにしました。

卒業したら、永住権があるシンガポールで働くか、日本で働くか、どちらかになりそうです。アメリカ移住は希望していません。(医療保険などの理由で)向こうで経験・知識をつけられたら良いと思っています。

いざ受験!

募集要項

・大学卒業証明書・成績証明書(GPA表記)

・英語試験(TOEFL/Duolingoなど)

・推薦書

・履歴書

・エッセイ

・銀行残高証明書(USDで30K以上)

を提出しました。全て書類審査だったので拍子抜け。

そして2日後にメールで「入学許可証とI20(学生ビザの書類)を発行するから、受験料を払え」と連絡が来ました。普通、申請の時に払うと思うのですが、書類不備で入学できなかった人に無駄な受験料を払わせないため、こうしてるのかな?それか単にシステムがちゃんとしてないだけ!?

とまぁ、アメリカらしい洗礼を受けたわけで。

というわけで今はビザの書類待ちです。ビザ申請など最後までどうなるか分かりませんが、応援していただけると嬉しいです!!

それでは、セーフ・フライト♪

アメリカの学生ビザを取得した話inシンガポール

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