デュオリンゴ (Duolingo) は語学学習アプリとして有名ですよね。今回、英語レベルを証明するテストを受ける必要があり、学校側からこのテストを勧められたので受けてみることにしました!コロナ禍でIELTSやTOEFLなどの英語語学試験を代替する新たなテストとして注目を集めています。
いつでも自宅から受けられる
24時間自宅から受けられます。必要なものはコチラ。
・パソコン(スピーカー・マイク内蔵)
・カメラ
・安定したインターネット環境
・顔写真付きの身分証明書。(詳しくはコチラ)
・一人でいられる静かな部屋
パソコン
パソコンはスピーカー、マイク、カメラが繋がる状態であることが必須です。スピーキングや書き取りのテストのほか、試験管がカンニングしていないかチェックするため目の動きまで見ています。パソコンの画面以外を見ていて無効になった例もありますので、気をつけてくださいね。
対応ブラウザはコチラ。
静かであること
周囲の雑音がないことが望ましいです。
私の家は目の前が新しい地下鉄駅の工事現場なのでハラハラしました!部屋を締め切ってクーラーをかければOK。ちょうど隣の騒音男さんも部屋にいない時間帯だったので助かりました。
一人でいられる場所
誰も部屋に入ってこないよう、同居している人には伝えておきましょう。誰かが画面に映り込んだり、話しかけたりすると無効になるので注意してくださいね。
プライバシーを確保できる場所なら、自宅でなくても大丈夫です。
明るいこと
暗い部屋で受けると、試験管があなたの顔をカメラ越しに見ることができません。ずっとあなたが受けていると証明するためにも、部屋を明るくしましょう。
試験が無効に!
1回目に受けた試験が、こともあろうか「無効」になってしまいました!
みんながインターネットを使っている時間帯に受けたせいか、回線スピードが遅かったよう。常にカメラは私の顔を映していたので、スピーキングの試験のときに、私の声と映像が合っていなかったらしいのです。試験が無効になった場合は、無料でやり直しができます。
後日、回線スピードが速そうな昼間に受け直しました。それでも自分が写っているカメラはカクカクしていましたが…
真偽は不明。
料金が安い
お値段は49アメリカドルです。他の英語テストと比べてたら、圧倒的なコスパですね!
支払い方法はクレジット・デビットカード各種とペイパルです。私はカード番号を記入するのが面倒だったのでペイパルにしました。あっという間に決済完了。
試験時間が短い
たった1時間です。
TOEICなんて2時間くらいあった気が!テストをみっちり1時間やるというのではなく、最初の5分はセットアップ、45分はテスト、最後の10分はインタビュー(採点なし)という時間配分。
問題を解いていくと、AIが自分にあったレベルの問題を出題してきます。効率的!途中で明らかに簡単な問題が出てきた場合、「前の問題で間違えたのかなぁ…」と凹む場面も。
48時間以内に結果通知がくる
いつもギリギリの私にとって救世主!たった2日で結果が送られてくるので、急いでいる場合とても助かります。添付されているPDFを証明書として保存できますし、スコアレポートは無料で好きなだけ送信できます。大学に提出する毎にレポート発行料を払う必要もありません。
ちなみに結果は登録しているメールアドレスに送られてきます。ちゃっかり「またテストを受ける」のリンクが!
コロナ禍のときは5日かかっていたようですが、今回は2日以内にちゃんと来ました。
2000校以上で採用されている
世界各国、2000校以上の大学などで採用されています。(詳しくはコチラ)
記載がない大学機関などでも、問い合わせをしてみると応募可能だったりすることもあるので、聞いてみると良いですね。私が受けた学校のウェブサイトでは、留学生募集要項でこのテストのリンクまで貼ってありました。
まとめ
ということで、コロナ禍で思いがけない大躍進を遂げたデュオリンゴ英語テスト。蓋を開けてみると効率的でコスパが良いことが分かり、今後このテストを受けていくことにしました。
しかし全ての学校では使えないこと、受験環境によって「無効試験」の可能性があることなど、NG部分もまだまだあります。それに自宅受験を利用して、どんどん知恵を絞ってカンニングをする人が増えていきそうな予感。デュオリンゴ側はそれに対応しなくてはならず、今後試験ルールが変わる可能性もありますね。